DFD(データフローダイヤグラム)の描き方(1)

      2016/04/13

仕事でDFDを書く機会が多いのだが、DFDの書き方を知らない人が多いのでここにメモしておく。自分自身が100%完璧に使いこなしているわけではないので、自分の理解している範囲での内容となる。

データフローダイヤグラム(DFD)は単独で成り立つものではありません。データディクショナリーとミニ仕様書という三点セットで業務分析を行う際に使用します。システムの概念だけを伝えるのであれば、DFD単体でも良いのかも知れませんが・・・。

それでは、DFDの説明をします。まず最初にご覧いただくのは、DFDで使用する図形です。

DFDの図形 DFDで使用する図は4種類です。上から順に、

(1)データの源泉と吸収を表す「外部要素」

(2)データの流れ(データが流れるパイプライン)を表す「データフロー」

(3)データを保管する「データストア」

(4)データを変換する「プロセス」

 

(1)外部要素

データの源泉と吸収を表します。そして外部要素なので今回の分析の対象外となります。たとえば自社の販売管理の仕組みを分析するのであれば得意先や仕入先などになります。そしてこの外部要素からのデータフローは「得意先からの注文」や「仕入先からの請求」などになります。

(2)データフロー

肝心かなめのデータフローです。このデータフローを書かずしてDFDは語れません。データフローは一本の矢印データフロー名で表します。矢印だけでデータフロー名が書かれていないDFDを見かけますが、おそらくDFDの書き方を知らない人が書いたか、途中書きのものでしょう。かならず、データフロー名を書くようにします。

(3)データストア

データの保管を表します。よく、データベースやファイルだけと勘違いしている人がいますが、データを保管するところは、机の引き出し、事務所の棚だったり、個人のパソコンだったりと様々な保管場所がありますね。すべて記載しましょう。

(4)プロセス

DFDを書く上でいちばん名前付けに困らない要素です。”注文を受ける”とか”注文を台帳に転記する”などデータ変換を表します。ここで注意事項ですが、プロセスに名前を付けるのは一番最後にした方が良いということです。理由は後で説明します。

今日はここまで・・・。

 

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